派遣が合う人合わない人
私は、旅行をはじめ多くの趣味を持っています。プライベートの時間をしっかりキープしながら働きたい私にとって、派遣の介護士という働き方はメリットが多くありがたい雇用形態です。しかし、雇用期間が決まっているため将来が不安という、ネガティブな声が多いのも事実といえます。派遣の介護士として働いている私としても、会う人全員に「派遣が絶対おすすめ」と言えるわけではありません。介護士の個々のライフスタイルや将来の目標によって、向き・不向きが大きく分かれる働き方です。それが派遣だと思っています。
私が派遣をすすめたい介護士は、下記のタイプの介護士です。
◆自分がどの職場に向いているのかわからない介護士
仕事内容や職場の雰囲気は、施設形態や施設の規模によって大きく異なります。どの職場もイマイチ決め手にかけるという介護士は、まず派遣会社に登録して短期の仕事をいくつか経験した上で、改めて自分の進む道を決めるという手もあります。派遣会社に登録すれば、専門のコンサルタントにさまざまなことを相談できるので、仕事を探すのに疲れたという介護士さんにもすすめたいです。
◆育児中の介護士
子供との時間を大切にするために、派遣の道を選んだママさん介護士も多くいます。正社員よりも勤務条件がしっかり決まっており、さらにパートで働くよりも高収入です。全国展開している派遣会社に登録しておけば、旦那さんの転勤で引っ越しを余儀なくされても、新しい土地で仕事を紹介してもらえるというメリットもあります。
◆とにかく稼ぎたい介護士
時給の高い夜勤専門の仕事に就くのもおすすめです。日勤専門の介護士よりも少ない勤務回数で、効率良く稼ぐことができます。ただし、夜は介護スタッフの人数が少ないので、スキルに自信のない人にとっては夜勤専門という働き方は辛いかもしれません。また、看護師が24時間常駐していない施設では利用者さんの容体が急変する場合もあり、常に不安がつきまとうというデメリットもあります。そのため、自分に合っている働き方かどうかの判断が重要です。
派遣で働くことのメリットとデメリットをしっかり把握した上で、自分に合った仕事を探しましょう。